ユニバーサルスチールフレームハウス
ユニバーサルスチールフレームの家
当初独身であった若いクライアントからは、コストを抑え、改築できる余地を残しつつ、ボリュームのある背の高い吹き抜け空間が求められました。地盤も良くないことから、木造並みに軽量な鉄骨造とし、壁と窓の寸法を標準化・パネル化して徹底した乾式工法とするなどコストパフォーマンスの高い構造・工法・空間のシステムを考え、施工も分離発注で行いました。
01 元敷地
02 地鎮祭
03 地縄張り
04 根切り工事
05 基礎工事
06 基礎配筋検査
07 基礎スラフ打設完了
08 建て方
09 鉄骨建て方完成
10 屋根完成
11 外壁キーストン
12 外壁検査
DATA
用途地域
第1種低層住専
構造/規模
軽量鉄骨構造3階建て
法定建蔽率/法定容積率
60/150
敷地面積
113.68㎡
延べ面積
113.68㎡
構造設計
金田充弘
施工
金成工務店 金成隆宏
写真
平井広行
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デッキハウス
要求された床面積の割に敷地が広く、外部空間とのつながりを重視するために1階をリビングとしました。敷地の中央にポツンと建物を置き、その周りを木製テ゛ッキで囲みました。クライアントも塀を作ることを好まないため、1階には、東西南北それぞれに一つ以上の出入口を設け、道路からデッキを介して建物へ自由に出入りすることができます。建物の中心は、木製の螺旋階段で敷地の中心でもあります。2階は、その螺旋階段に向かって間仕切りを配し個室が緩やかに並び、高低差を設けた屋根の隙間からも光が充満する明るい室内になりました。
DATA
用途地域
第1種低層住専
構造/規模
木造2階建て
法定建蔽率/法定容積率
40/80
敷地面積
169.34㎡
延べ面積
120.65㎡
構造設計
吉田一成構造設計室
施工
東部木質構造株式会社
松村 茂、矢野耕一
秀栄建築株式会社 村田豊二郎
写真
平井広行
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細長い家
北側の三角形状敷地を駐車場とし、変形敷地に建物をあわせ、最大限の採光を得られるよう南側の庭を囲むように住宅を配置しました。建蔽率一杯で、建物は細長くなりました。1階はコンパクトに2階は背の高い空間としています。変形土地を有効に使うことと、室内に出っ張りを極力少なくする為にシルバーの塊を外に出っ張らせTVや本棚、押入れなどの収納とし、幅の狭い室内のスペースを最大限確保しました。
DATA
用途地域
第1種低層住専
構造/規模
木造2階建て
法定建蔽率/法定容積率
40/80
敷地面積
89.38㎡
延べ面積
71.70㎡
構造設計
吉田一成構造設計室
施工
株式会社 坂口工務店 渡辺幸市
写真
平井広行
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敷き瓦の家
不動産売買のために伐採された斜面の雑木林を復活させることと、前面の湖の眺望を生かすこと、背後の住宅の眺望を妨げないことなど周辺環境に配慮しつつ南側の庭を囲むように建物を分散配置しました。屋根には、耐久性のある瓦を使用したいとの施主様からの要望を受け、石州の敷き瓦を湖を一望できる屋根テラスに使用しました。内部は、12cm×24cmの集成材の柱を1.5Mピッチに並べ、漆喰の白い壁と柱を対比させています。天井高4Mの気持ちの良いリビング空間と天井高を押さえた個室郡が庭となる隙間を作りながら緩やかにつながっています。縦の意匠を優先し、門型フレームの横材となる存在感のある梁も露出しないように天井は、波打つボールト形状にしています。
DATA
用途地域
第1種低層住専
構造/規模
木造2階建て
法定建蔽率/法定容積率
60/150
敷地面積
660.31㎡
延べ面積
188.74㎡
構造設計
吉田一成構造設計室
施工
東部木質構造株式会社他
写真
平木繁
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ガレージチューブ
既存住宅の南側の細長い空き地にガレージを増築する計画1階はガレージ、2階はバーを備えたラウンジ、屋上には、奥様の家庭菜園という趣味の空間である。太陽をたくさん現在のお住まいに取り入れるために、既存住宅と増築部分の間はできるだけ離し、風と光と水の充満する水間を提案。そこは、6cmくらいの水が貯められ、夏にはお子さんの水遊び場にもなります。
1階の間仕切りは、南北ともシャッター、2階の間仕切りはすべて折戸になっていて、道路から間口いっぱいの風が、既存住宅まで届くチューブ状の空間になっています。構造的にも工夫をして、ガレージ入り口の幅を最大限確保するために柱を敷地中央に集めそこから両側に床を伸ばしてヤジロベーのような鉄骨構造で建物を支えています。ブレースで前後の建物を吊った橋のような構造です。
DATA
用途地域
第2種住居
構造/規模
鉄骨構造2階建て
法定建蔽率/法定容積率
60/200
敷地面積
63.57㎡
構造設計
吉田一成構造設計室 吉田一成
施工
株式会社NK 内藤久嗣
西村建設株式会社 西村浩一
写真
清野 泰弘 平木繁
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Pit-inn
2008年のスタイルハウジングエキスポに出展した別荘案です。リビングに車を乗り入れ「車と過ごす週末」をテーマに想定しました。車を整備、洗浄するピットから何もないリビングに車ごと入り、樹木に囲まれたリビングで車と1体1で過ごすことができます。車を眺める妨げになる間仕切り壁は設けず、リビングに開いた穴(Pit)に下りていくとそこが浴室や寝室、キッチンになっています。この案を元に建てたいというクライアントを募集します。
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